新米SE奮闘記 その1 SL機関車を走らせる

新米SEが、まずはやってみよう精神でコマンドなどを触ってみます。

経験値や知識がほぼゼロに等しいため、用語の意味やコマンドの動きなど、分からないことがほとんどです。

時間が経ってから「あ、これやったことあったな~」と記憶の引き出しを開けやすくするためにも、まずは色々とチャレンジしてみようと思います!

仮想サーバを作ってみる

「まずは色んな OS に触れてみよう!」という理由でVirtualBoxをインストールし、そこにLinuxやZorin OSなどを入れました。コマンドの違いや種類などを調べたり体験、試してみる場所が欲しかったためVirtualBoxを使用しています。

・VirtualBox

既存のOS上で、別のOSを起動するのに使う仮想環境(仮想マシン)を構築できるオープンソースソフトウェアです。VirtualBoxを使用することで、Windows OS上で、Linux系OS(Cent OS・Ubuntuなど)を起動させることもできます。

https://www.kagoya.jp/howto/it-glossary/server/virtualbox/

Windows OSを使用している環境で、次の仕事にLinux系OSを使うんだけど今の環境を変えたくないな…という時に、このVirtualBoxを使用して学習環境を整えることが出来ます。

私は入社するまで、OSの違いや種類などについて特別気にすることがありませんでした。しかし、VirtualBoxを使用する際にOSを調べてみると、思った以上に種類があって驚いたのを覚えています。

OSごとの違いが分からなくて、そのOSで動作しないコマンドを使用し足止めを食らってしまったこともあります。(笑)

Zorin OS

まずはZorin OSを使用してみることにしました。

Zorin OSはLinuxディストリビューションの1つです。

LinuxディストリビューションはLinuxの導入セットのようなもので、LinuxOSのカーネル(OSの中核となるソフト)と他のソフトウェアを一緒に配布しています。

Zorin OSはLinux初心者に優しいという記事を見たことと、Windowsの代替として開発されているそうなので、普段Windowsを使用している私には使いやすいかもと思い選びました。日本語にも対応しているそうで、躓くところが少なそう!とも思いました。

slコマンドを使いたい

Zorin OSで最初にやってみようと思ったのはslコマンドです。理由は、目に見えて「出来た」と分かりそうなコマンドだったためです。

slコマンドは、Linux系OSでよく使う「ls」コマンドをタイプミスし、「sl」としてしまったときに蒸気機関車が走ってくれるジョークコマンドです。蒸気機関車を走らせるには、まずはslコマンドをインストールしなくてはなりません。

リラックス!Linux! (4) 蒸気機関車 – seshat (dip.jp)参考

slコマンドをインストール

Linuxディストリビューションにも種類がいくつかあります。先ほど書いた通り、Linuxカーネルと他のソフトウェアを一緒にして配布しているため、この一緒にした他のソフトウェアによってインストールコマンドが変わってきます。

Zorin OSはUbuntu系列と呼ばれる系列の中に属していて、その場合のインストールコマンドは「sudo apt install sl」となります。

sudo apt install sl

これで無事にインストールできたため「sl」とコマンドを打ちます。

slコマンドの結果

SLが走ってくるタイミングで上手くスクショが取れなかったため写真で失礼します。このように、蒸気機関車が走ってきてくれます。

インストール出来たぞ!コマンドで列車が動いたぞ!と目に見えて結果が分かるので、ほかほかの新米としてはとても嬉しかったです。

次は別のLinuxディストリビューションを体験しつつ、他のコマンドを使用していこうと思います!


→CentOS7 をインストールに続く…